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ワクチン接種

預ける前に、ワクチン接種を済ませておかなければなりません。不特定多数のペットが利用するペットホテルで、他のペットへの感染を防ぐためです。

ワンちゃんであれば義務である狂犬病ワクチン接種は必須で、予防接種証明書の提示を求められる場合があります。預ける前に証明書を探しておくと安心です。それ以外にも、混合ワクチンを接種しておくと預けられない事態を避けられます。

ノミ・ダニ予防も怠らないようにする

ノミ・ダニ予防も大切なポイントです。特に外に出かけることの多いワンちゃんはノミやダニに寄生される機会が多いため、預けたときに他のペットへ寄生させてしまう恐れがあります。ダニに寄生されたワンちゃんは、炎症や貧血、あるいは犬バベシア症といった病気を発症するリスクがあるため、ノミ・ダニ予防対策はペットホテルへ預ける前だけでなく普段から行っておきましょう。

ハウストレーニングも必要

ペットを一定時間ケージの中に入れておいて、ケージで過ごすことに慣れさせておきましょう。ペットホテルでは、多くの時間をケージの中で過ごすことになるからです。

飼い主さんと長時間離れることとケージ内で過ごすことがストレスになり、ペットホテルで体調を崩すワンちゃんもいます。日ごろからハウストレーニングを行い、ケージ内での留守番に慣れさせておくと、ペットのストレスを軽減できます。

動物取扱業の登録証のあるペットホテルを選ぶ

一時的に動物を預かる業者は、第一種動物取扱業の登録が必須です。そのため、ペットホテルやペットサロンも対象となります。また、この登録を取得した業者が営業するには、動物取扱責任者（獣医師など）を1名以上配置しなければなりません。

検討中のペットホテルが登録証の取得と動物取扱責任者の配置を行っていれば、安心して預けられます。

まずはお試しでペットホテルを使ってみる

ペットを長期間預けなければならないときには、その前にまず半日などの利用でペットホテルの環境に慣れさせておくのも一案です。見知らぬ環境でも快適に過ごせるかどうかがわかります。

家から出たことのないペットの場合は、移動のストレスを軽減するために家からできるだけ近いペットホテルを試してみましょう。実際にそのペットホテルを利用した人の口コミや評判を参考に、お試しするペットホテルを選ぶのもよい方法です。

マイクロチップの装着を検討する

預けたペットがペットホテルから脱走してしまい、迷子になってしまうケースも考えられます。このような事態に備えて、飼い主さんの名前や住所がわかるマイクロチップを装着させておくと安心です。マイクロチップの情報は書き換えられることがありませんので、万が一のときにはペットの身分証明証となります。

小型・中型・大型の目安を調べておく

ペットホテルの料金相場は、ワンちゃんであれば小型犬・中型犬・大型犬かで料金が違ってきます。ただし、どのように分類されるかはペットホテルによって異なる点に注意が必要です。体重で料金を分けているペットホテルもあり、必ずしも犬種や体長が基準とは限りません。