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トイレのしつけで必要な道具

ペットとして迎えたばかりのワンちゃんにトイレのしつけをする場合、まずは必要な道具をそろえる必要があります。具体的には、最低限以下の3つを用意してください。

トイレ用トレー

まずは、トイレの場所を示すトレーを用意します。トレーを置いておくことで、ワンちゃんはトイレの場所を認識しやすくなるからです。また、トレーの設置には、トイレシートがずれたり尿がトイレスペースの外へ流れ出てしまったりするのを防ぐ効果もあります。十分なサイズのものを購入してください。

トイレシート

ワンちゃん用のトイレでは、トレー内にトイレシートを敷く必要があります。ワンちゃんは汚れたトイレシートを嫌がることもあるため、排泄をするたびにきれいなものに交換する習慣をつけてください。

トイレ用の囲い

ワンちゃんがトイレスペースを認識しやすくするには、トレーの周りに囲いを設置するのが効果的です。この囲いはワンちゃんが余裕をもって中に入れるくらいのサイズを選びます。

トイレトレーニングのポイント

ワンちゃんのトイレトレーニングにおけるポイントは、子犬の場合と成犬の場合で異なります。とりわけ成犬になってからのトイレトレーニングは容易ではないため、しっかりとポイントを押さえておくことが不可欠です。

子犬の場合

子犬にトイレのしつけをする場合、まずは排泄のタイミングを見極めることが大切です。排泄のタイミングがわかったらすぐにトイレへ連れていき、終わるまで周囲を鍵付きのサークルなどで囲っておくとよいでしょう。

また、トイレスペースで排泄ができたら褒めることも忘れてはいけません。褒めるだけでなく、いつも以上に遊んであげたり好きな食べ物を与えたりすることで、ワンちゃん自身もちゃんと排泄ができたことを成功体験として記憶できます。

成犬の場合

成犬のトイレのしつけはそれまでに身につけた排泄方法を改める必要があるため、子犬の場合に比べて難易度が上がります。しかし、成犬のトイレのトレーニングも基本的な方法は子犬と同じです。タイミングを見極めてトイレスペースへ連れて行き、ちゃんと排泄ができたら褒めてあげるというパターンを根気強く繰り返します。

「そそう」をしたらどう対処すべき？

決められた場所や方法で排泄をする習慣が身についていない段階のワンちゃんは、そそうをしてしまうことも珍しくありません。そそうをしてしまうと叱りたくなってしまうかもしれませんが、これは逆効果です。

そそうをしてしまうワンちゃんはトイレのルールを理解できていないだけで、叱られたとしても自分がなぜ叱られているのかを理解できません。ワンちゃんによっては叱られたことで排泄自体を我慢するようになってしまうことも考えられます。トイレのしつけでは根気強い反復練習が必要です。